~はじめに~
響き合う者たち
歌は凍てついた人々の心を溶かし 温かな涙を生む
歌は喜びも悲しみも包み込み 進むべき未来へ導く
歌は絶望の暗闇にいる人間を 一筋の光で照らす
歌は全ての人を癒し 平和をもたらす一つの祈り
そして今
敬和学園高校混声合唱部で かつて眩しい青春を共にした仲間と
今日もやわらかな歌の力を信じ
明日に向かって声を合わせる
私たちは Vocal Ensemble Keiwa
あなたに 届けたい 歌がある
新潟県の海辺に建つミッションスクール、敬和学園高等学校の部活である敬和学園高等学校混声合唱部。(通称:声楽部)Vocal Ensemble Keiwaは、この部活を卒部したOBOGによって結成された一般合唱団。全国各地から生徒が集まる高校のため卒部後はそれぞれの地へと散ってしまうが、「部活の仲間」と「合唱」を誰よりも愛する私たちは定期的に集まり、ともに歌声を合わせることの幸せさを噛みしめている。
また2022年に発足した新しい合唱団ということもありSNSなども活発に行い「OBOGの歌を通しての再会」「敬和の合唱のPR」などを軸として、各種コンクール出場から定期演奏会まで幅広い活動を行っている。
Vocal Ensemble Keiwaとは...
【常任指揮者】
荒木京子
敬和学園として出場した全日本合唱コンクール16年連続金賞・県代表 / 全日本合唱連盟理事長賞8回受賞(2022年現在)関東大会金賞多数受賞 / 全日本合唱コンクール全国大会出場(2012年) / 2017年 Young Praha Festival(コンクール)金賞受賞 / 優秀指揮者賞受賞 / その他、声楽アンサンブルコンテスト全国大会、NHK学校音楽コンクールなどで入賞等
新潟市北部に小さくも個性的な高校があります。そこには歌を愛する仲間がいます。敬和学園高校で40年程前から音楽に携わって来ました。部活動をほんの数人で声楽という形ではじめ、やがて人数が増し女子声楽部となり、その後男声が加わり混声合唱部へと編成が変化し、部が大きくなりました。また、発表会だけのチームからコンクールへも出場するチームへと変貌し、喜びや達成感をたくさん味わわせていただいたように思います。
しかし毎年、素晴らしい仲間が卒団し、見送ることが続きました。そのようなときに沸き上がったのは卒業生チームです。これまでも何度か卒業生合唱団は存在しましたが、「Vocal Ensemble Keiwa」がこの度、設立となりました。
これまで長年一緒に活動してきた皆様、支えてくださった方々、チームをリードしてくれているメンバーに感謝をし、ご挨拶とさせていただきます。今後も「Vocal Ensemble Kewia」をご支援いただきますようよろしくお願いいたします。
~ごあいさつ~
【代表】
佐藤光世
敬和学園高等学校混声合唱部52回生部長 / 国際基督教大学教養学部生(2023年現在) / 合唱団 WAKAGE NO ITARI所属(東京都) / Vocal Ensemble Keiwa 代表
この度はVocal Ensemble Keiwa(以下:VEK)のホームページを訪ねていただきありがとうございます。代表の佐藤光世と申します。代表という肩書で活動をしていますが、正確には「いいだしっぺ」という方が正しいと個人的には思っています。私にとって合唱部は、敬和ライフ三年間そのものでした。そのため卒部すると私の心には突然ぽっかりと穴が開いてしまい、喪失感に陥りました。どうにかして敬和の合唱を続けられる環境を作りたいと考えたときにVocal Ensemble Keiwaという卒部生での一般合唱団を立ち上げることを思いつきました。そして、いざ蓋を開けてみるとこの活動に参加してくださる卒部生がたくさん!今では50名もの団員がいます。「敬和の合唱を恋しがっている人は私以外にもいた」ということを実感し、幸せな気持ちでいっぱいになりました。
この合唱団の活動を通して、卒業を機に一度は合唱から離れていたメンバーが歌声を合わせることの楽しさ、幸福感などを再び感じていただけたら、これほど幸せなことはありません。また活動によって微力ではありますが、現役の声楽部の後輩の皆さんのみならず、新潟県の合唱界を少しでも盛り上げることができたらと思っております。まだまだ新設合唱団で至らないところだらけですが、どうぞよろしくお願いいたします。
~ごあいさつ~